研修は万能薬ではない
- eimi kaneko
- 2022年8月14日
- 読了時間: 2分
更新日:2024年4月25日

こんにちは。金子英臣です。
今日は、表題の件についてまとめました。
企業で研修導入を考えられている人事の方、管理職の方に
ご参考になれば幸いです✨
「社員にリーダーシップを発揮してほしいから研修を」
「理念が浸透するような研修設計ができませんか?」
このようなご相談を多くいただいています。
特に最近はパーパス経営、に注目が集まっている関係か
理念浸透やMVVのトピックに関心が高まっています。
様々な状況下で研修実施に決断をされることを大変ありがたく考えるとともに、
まったく「別の目」から、確認することがあります。
「研修後、受講者が学びを発揮する環境が整っているかどうか」
例えば、
・リーダーシップの発揮を推奨する一方、保守的な風土ではないか
・理念浸透を推奨する一方、浸透を評価する人事考課は存在するか?
研修受講者を受け止め、促進する環境がない限り
「研修で教わったことと違う!研修なんてやっぱり現場で役に立たない!」
となりがちです。
幸運にも上記環境が整っている場合には
上司の方に、研修を受講した社員へ学んだことや今後に活かせそうなことを
30分程度の雑談でもいいからとってほしい。とお願いします。
残念ながら、人を即時的に変化させる仕掛けは存在しません。
研修が万能でないというタイトルの意味はそこをはき違えないようにしたい。と考えているからです。
・現場から離れ、学べる「研修」があり
・「研修」で学んだことを試せる「風土」があり
・「風土」の中で活躍した方を正当に評価する「人事考課」がある
こうしたサイクルを俯瞰する観点を持ち続けたいと考えています。
研修設計、企業風土改善、人事考課、 どの切り口からでもサポートさせていただきます。
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